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Vol.112013.01

新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年もよろしくお引き立ての程,お願い申し上げます

 東日本大震災からもう直ぐ2年を迎えようとしています。
弊社においても,太平洋沿岸部に設置する支社を中心に,施設や設備に大きな被害を受けましたが,復旧次第,順次業務を再開しておりました。
中でも,最も被害の大きかった環境分析センター(宮城県多賀城市)は,復旧作業に時間 を要しておりましたが,弊社創立 40 周年の節目の 昨年,なんとか無事に復旧作業を終えることができ,完成内覧会の開催(平成 24 年 5 月)ならび に測定分析業務の本格的再開を果たすことができな一歩を踏み出すことができた年となりました。
 これまでの間,お客さまへご不便をお掛けしましたことをお詫び申し上げますと共に,ご理解とご支援を賜りましたことに深く感謝を申し上げます。

薬品管理支援システム『IASO スマートアプリ』 また昨年は,東日本大震災からの復旧作業と並行しながら,弊社の長期的な方向性を示す ための「2020TRK経営ビジョン」を策定しました。本ビジョンでは,「環境保全のこ とならすべてに対応できる『環境総合企業』」を目指すこととしており,本年は,全社員が より一丸となり,これまで以上にお客様のご要望にお応えできる環境総合企業に成長する「元年」にしたいと思っております。
 「被災地の復興なくして日本の再生なし」と言われておりますように,本年は,いま,被 災地域のみなさまから求められている復旧,復興のための放射能除染・放射能分析・放射線 測定,沿岸被災地の土壌調査,ガレキ中のアスベスト調査,そして再生するための再生可能 エネルギーアセスメント,高度(化学)分析等の業務を最優先と位置付け,被災地東北のみ なさまと共に,「復旧,復興そして再生」を目指し取り組んで参ります。
 これまで培ってきたノウハウを活かしながら,「復旧,復興そして再生」を果たすべく, 弊社も微力ながらご協力をさせていただきたます。 何卒,本年もよろしくお願い申し上げます。

取締役社長 村田 猛



牛の生体検査法を確立(放射性セシウム濃度の予測)

安全・安心な牛肉の提供,風評被害の防止策の一つとして,牛生体の放射線量を的確に推定できる検査法を全国て初めて開発しました。

これまで,牛肉の放射性物質について,と畜前の牛生体からの放射線量を的確に測定し放射性 セシウム濃度との関係を推定する方法はありませんでした。
 このため,畜産農家等からは,出荷前に事前検査する方法の確立が強く望まれていました。
 そこで,牛生体の放射線量を的確に推定することで,と畜前の牛肉中に含まれる放射性セシウム濃度を予測する生体検査法について,弊社は,県畜産試験場の「牛生体における放射性物質 検査チーム(宮城県)」の放射線測定機関として協力し,全国で初めて確立しました。
 本検査法の導入で,福島第一原子力発電所事故により宮城県内に滞留していた数千頭の廃用牛・肉用牛を迅速に測定することで早期出荷が可能となり,その結果,消費者に対して安全・安心  本検査法は宮城県外からも技術照会や技術習得が行われており,かつ実際にと畜前検査を採用し実施しているなど,宮城県域を越えた技術の波及に大いに貢献していることから,検査チームは,平成25年1月4日に宮城県優良職員表彰(知事褒状・平成24年年間MVP大賞)を受賞されました。



薬品管理支援システム「IASO(イアソ)」の導入企業が増加

 弊社が開発・製造元である「IASO」シリーズ。新シリーズを販売開始 して約1年が経ち,導入するお客さまが増えております。

 薬品や高圧ガスをはじめとする化学物質の管理は,諸法令 により管理されていましたが,近年は,「安全」・「安心」を キーワードに,事業者等自らが適正に管理する時代となっています。1999 年の発売開始以来,これまで国公立・私立大学を始めとする教育・研究機関,大手民間企業の200施設以上の多くの方々に導入・ご愛好いただいております。
 発売開始して約1年の新シリーズ「IASO R6(薬品管理システム)」と「IASO G2(高圧ガス管理支援システム)」は従来の IASO シリーズに比べ,操作性,視認性に優れており,導入した お客様からご好評をいただいております。

IASO R6(薬品管理システム)