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Vol.152015.08

国土交通省 東北地方整備局⻑表彰を受賞

 「平成 27 年度 東北地方整備局 国土交通行政関係功労者表彰式」が平成 27 年 7 月 16 日に「仙台市戦災復興記念館」で執り行われ,弊社は優良業務施行会社として東北地方整備局⻑表彰を受賞いたしました。本賞は,平成26年4月1日から平成27年3月31日に完了した設計・測量・調査・補償等の業務で,技術力が優秀で創意工夫のあったもの等を国土交通省東北地方整備局が選定し,当該業務の施行会社(法人)を表彰するものです。 これからも,皆様から信頼され選択されつづける会社を目指し,技術力と品質の向上に努めてい きます。

受賞業務内容

■表彰件名: 盛岡地区外環境調査(事務所名:東北地方整備局 岩手河川国道事務所)
■担当者: 木村 啓(管理技術者),山家英視(照査技術者),香川裕之,吉田早苗,泉 高晴(担当技術者)

 本業務は,国道 4 号盛岡北道路及び国道 106 号都南川目道路における道路環境調査を実施したものである。両道路にて猛禽類の営巣位置と行動記録,工事履歴と工事計画に基づき,環境評価と今後必要な保全措置の検討を行った。盛岡北道路では,湿地依存生物のモニタリング調査を実施し,工事影響の現況評価を行った他,移植植物の事後調査結果から移植効果を評価した。また,幹線国道に初めて設置予定のリス横断施設の設計に必要な調査を提案・実施し構造等を立案した。さらに道路新設部の防雪林の基本設計に必要な気象調査を実施し,植栽計画を立案した。都南川目道路では,遮音壁の設置効果の予測と環境影響評価資料の取り纏めを行った。

※本件に関する問合せ先:技術部 自然環境グループ TEL.022-263-0619



日本応用地質学会 東北支部での発表

 松島湾の環境調査を進める中で,調査地区が全国的に珍しい土質特 性をもつ結果を得ることができたことから,弊社担当者が学会発表 を行いました。発表内容は,ボーリング調査によって採取された貝化石から 14C 年代測定を行い,調査地区の土質特性が松島湾の歴史的な成り立ちによって形成された特殊な軟弱層であり,工事等で 注意が必要な土層(松島粘土)であることを発表したものです。 もう一つの発表は,松島粘土の 堆積速度と年代測定結果が仙台 平野の海水準変動曲線との「ずれ」の意味に関する発表 です。松島粘土は,仙台平野や東京湾の川崎に分布する沖積層に比べ,極めて遅い速度で堆積したことがわかり,これが,特殊な土質特性を示すことになった一因であるとい う考察です。また,仙台平野における変動曲線の「ずれ」 に関しては,松島湾を含む松島丘陵が隆起していたことは,以前から知られていましたが,その隆起時期は不明でありました。この松島丘陵の隆起時期と隆起量に関する考察です。今回発表させていただいた新たな知見は,水質・底質等の環境 調査を進めていく中で得られたものであり,発注者であるお客様からも評価をいただくことができました。

 ◎一般社団法人日本応用地質学会東北支部第 23 回 東北支部研究発表会
松島粘土に関する知見 1「年代測定と土質特性」 発表者:土屋 郷(技術部 主任)
松島粘土に関する知見 2「堆積速度と仙台平野の海水準変動とのずれの意味」 発表者:谷藤 隆三(技術部 技師⻑)

・ 環境アセスメント:事業(発電所,産業廃棄物埋立処分場など) 計画段階での環境配慮から,調査計画の立案,現地調査,影響 予測評価,事後調査および,住⺠説明会や協議会の対応など, 調査から手続きに至るまで,一貫した社内体制でサポートして おります。

※本件に関する問合せ先:技術部 水域・大気グループ TEL.022-263-0625

原町支社 新地事務所が計量証明事業登録されました。

 計量法 107 条に基づく「計量証明事業登録 濃度(大気中の物質の濃度に係る事業,水又 は土壌中の物質の濃度に係る事業)」が福島県に平成 27 年 7 月 1 日付で登録(第 60 号)されました。測定から計量証明書提出まで一貫した対応によりお客様にはこれまで以上に質の向上を図ったサービスを ご提供できるような体制をとりました。今後共,皆様には 一層のお引き立ての程,よろしくお願いいたします。   

※本件に関する問合せ先:原町支社 新地事務所 TEL.0244-62-2458