(平成 27 年中央災害防止協会年間標語)
弊社では，平成 27 年度安全衛生管理計画に基づき「安全大会」を実施するにあたり，弊社と協力会社が互いに意思疎通を図り，労働災害防止の意識を高め，安全に対する取組みを充実させ 労働災害を撲滅することを目的に，昨年度より全社一斉開催から 5 県 9 会場での分散開催としました。また，従来の一方的な安全に関する弊社の取組み説明などを止め，弊社経営層を含む業務 機関の管理職との安全に対する対話を中心に実施する形態としております。
今年度は 7 月下旬から 11 月上旬に掛けて開催が計画され，10 月現在 6 会場で実施しております。今回は，本社技術部が主催した安全大会について報告します。本社技術部は業態の違いによ り工事部門と環境調査部門の 2 つに分けて仙台市内で 9 月に開催しております。
工事部門は，協力会社 23 社(24 名)，弊 社 17 名が参加し 9 月 17 日開催しました。 対話では，各社より今夏の猛暑時における熱中症対策や作業中のヒヤリハット事 例報告，安全に対する取組みやご提案を頂きました。
また，環境調査部門は協力会社 11 社(15 名)，弊社 14 名が参加し 9 月 29 日開催しました。対話では，熱中症対策は基より， 海上や山中，降雪時等様々な場所や気象状 況の中でのヒヤリハット事例，安全に対する各社の取組みやご提案を頂きました。実施した各会場とも，各社の様々な安全対策への取組みで活発な意見交換が行われており，今 大会で頂いたご意見等を参考にしながら，今後とも安全対策に取組んでまいります。
※本件に関する問合せ先:品質安全室 TEL.022-263-06192
「平成 26 年度 POPs 残留状況の監視業務」を通じて新たな知見を得ることが出来た為，弊 社担当者が第 24 回環境化学討論会(平成 27 年 6 月開催)にて発表を行いました。
一件目は POPs(残留性有機汚染物質)の前処理手法における新たな知見に関する報告です。 POPs の一般的な前処理手法は「モニタリング調査マニュアル」に記載されておりますが，特 定の条件下で POPs の一つであるヘキサクロロシクロヘキサン類(HCH 類)の一部異性体が 分解してしまうことをポスター発表したものです。
なお，平成 27 年 7 月に開催された日本環境測定分析協会極微量物質研究会(UTA研)セ ミナーにて，同名の内容を口頭発表しました。
「二件目は PCB 全異性体分析における妨害成分に関する研究の口頭発 表です。今回その妨害物質の一つを特定し，由来・対応策についての 考察を発表しました。
今回発表した新たな知見は，POPs分析分野では未知のものであり， 公聴者から大きな反響がありました。
◎第 24 回環境化学討論会 環境化学の新たな展開-環境毒性学の視点を加えて-
ポスター発表「亜硫酸テトラブチルアンモニウム溶液を用いた脱硫黄処理での HCH 類の分解」 発表者 木村 辰則(分析 G 主任) 口頭発表「PCB 全異性体分析時の妨害物質について」 発表者 佐藤 智行 (計量管理 G グループリーダー)
◎2015(平成 27)年度第 1 回極微量物質研究会(UTA研)セミナー
–ダイオキシン分析 実務者セミナー-
口頭発表「亜硫酸テトラブチルアンモニウム溶液を用いた脱硫黄処理での HCH 類の分解」 発表者 豊田 邦孝 (分析 G 主任)
※本件に関する問合せ先: 環境分析センター TEL.022-799-2600
平成 27 年 9 月 26 日(土)上流から下流まで広瀬川流域を 13 会場に分け，ボランティア や地元住民，各企業の方々が参加する広瀬川流域一斉清掃へ弊社も参加しました。
当日は小雨の降り続く中，社員とその家族の方 23 名が参加し米ケ袋会場周辺の一斉清掃を行いました。9 月上旬に関東・東北地方で発生した豪雨被害やその後の台風の影響により本来 なら考えられないゴミが沢山あり，わずか 2 時間程度の清掃作業にもかかわらず，参加者は大粒の汗を流しながら大量のゴミに悪戦苦闘でした。
最後は達成感からか，参加者全員が笑顔で広瀬川清掃を無事終えることが出来ました。
※本件に関する問合せ先:総務部 TEL.022-263-0607
