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測定分析関連MEASUREMENT & ANALYSIS

絶縁油および塗膜他廃棄物中のPCB分析

トランス、コンデンサ等で使用されている絶縁油や鋼構造物の塗膜等廃棄物に含有するPCBを分析します。


絶縁油中PCB(ポリ塩化ビフェニル)の調査・分析

弊社では、トランス・コンデンサ等で使用している絶縁油のPCB含有確認を、サポートしております。また、鋼構造物の塗膜中のPCB濃度分析も実施しています。昭和41~49年(1966年~1974年)の期間に塗装または塗り替えをおこなった橋梁や水門などの鋼構造物が対象です。

イメージ図

  • 常に最新の分析方法で、検査を実施
  • 納期:検体到着後3週間以内

PCBの危険性

イメージ図PCBとは209種類あるポリ塩化ビフェニル(Polychlorinated biphenyls)の総称で、脂肪に容易に溶け、体内へ徐々に蓄積され、様々な症状を引き起こします。経路として、経口摂取、皮膚接触があり、発がん性の疑いがあります。また、皮膚への様々な症状と肝臓への毒性作用があります。組織にまで浸透した場合、吐き気・黄疸・浮腫・腹痛などの症状が現れ、肝臓障害が激しいと死にいたります。カネミ油症事件の例では、1万3千人もの患者をだしました。

PCBの今と昔へ

沸点が高く熱で分解しにくいうえ、不燃性であり、電気絶縁性が高いなど、化学的に安定であるため、電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体等に利用されていました。昭和47年までに製造され、その後PCBは製造禁止となりましたが、大半が現在も処理できずに保有されており社会問題になっています。

現在のPCB規制

令和9年(2027年)3月31日までにPCB廃棄物をすべて適正処理しなけれなりません。処理までの期間は、適切な保管をしなければなりません。PCB廃棄物に該当するかどうか確認が必要です。

詳しい内容は、環境省のホームページへ