プレスリリース

PRESS RELEASE

更新日:2025.12.26

「シジュウカラガン」観察会について

 12月18日、ラムサール条約登録湿地の化女沼(宮城県大崎市)で、絶滅が危惧される渡り鳥「シジュウカラガン」の観察会を開催しました。
  シジュウカラガンは、かつて仙台市や多賀城市周辺の水田に越冬のため多数飛来していた渡り鳥です。本観察会は同地域にシジュウカラガンの復活に向けたプロジェクト活動の一環として開催され、2022年から今年で4回目となりました。
  当日は、同プロジェクトメンバーの仙台育英学園高校外国語コースの1年生や留学生たち100人が約5,000羽のガンを観察しました。日中に田んぼなどの餌場で過ごしたガンが、日没頃に沼地へ戻る「ねぐら入り」の様子に参加者から驚きの声が上がり、上空を通過する群れを撮影したり望遠鏡で観察したりする姿が見られました。「これまで知らなかった圧倒的な自然の光景に感動した」「上空数十メートルを飛翔する群れの観察は圧巻だった」「ねぐら入りする時間の正確さに驚かされた」「多くの人に観てもらいたい」などの声が聞かれました。
  参加した生徒たちは観察会に先立ち、シジュウカラガンの特徴や復活までの歴史的経緯などを学習しました。観察会当日は、マガンやヒシクイなど他のガンとの鳴き声の違いや体型の特徴を実際に確認し理解を深めました。
  「シジュウカラガン復活プロジェクト」は2022年度から始まった取り組みで、当社をはじめ日本雁を保護する会・学校法人仙台育英学園が協働して進めています。シジュウカラガンが飛来する風景を未来につなぎ、共に生きる心を育むことを目指し、仙台育英学園の高校生を中心としたシジュウカラガンの勉強会や観察会のほか、シジュウカラガン復活に係る政策提案シンポジウムの開催、地域の方々との交流会など、情報発信活動にも取り組んでいます。今後も勉強会やシンポジウム、地域交流会などの情報発信活動を継続してまいります。

  • シジュウカラガン観察会の様子
  • シジュウカラガン観察会の様子

【シジュウカラガン観察会の様子】