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Vol.212016.09

2年連続で東北地方整備局長表彰を
受賞いたしました

 「平成 28 年度 東北地方整備局 国土交通行政関係功労者表彰式」が平成 28 年 7 月 19 日(火)に「仙台市戦災復興記念館 記念ホール」で執り行われ,弊社は昨年度に続き,2年連続で優良業務施工会社として局長表彰を受賞いたしました。本賞は,平成 27 年 4 月1 日から平成 28 年 3 月 31 日に完了した設計・測量・調査・補償等の業務で,東日本大震災に伴う復旧・復興関連業務を含め,技術力が優秀で,創意工夫のあったもの等を,国土交通省東北地方整備局が選定し,当該業務の施工会社(法人)を表彰するものです。

 これからも,社員一同,お客さまに信頼され選択されるよう,さらなる技術力と品質の向上に努めてまいります。



受賞業務概要

■ 業 務 名:岩木川水辺現地調査(河川環境基図等)業務

■ 担 当 者:香川裕之(管理技術者),山家英視(照査技術者) 菅野洋,山田裕之,運天さつき(担当技術者)

■ 業務内容:本業務は青森県中西部を流れる岩木川(一級河川)

において,河川水辺の国勢調査(河川環境基図作成調査,全体 調査計画策定),猛禽類※1調査,渇水時調査および河川環境評価を 実施したものです。

 河川水辺の国勢調査では,主要群落や外来種および河床材料の経年変化とその要因につい て考察を行い,その内容を反映させた植生の保全管理方法等を提案しました。並行して,猛 禽類調査は繁殖状況を調査し基図成果を基に営巣適地の現況を考察し,渇水時調査において は岩木川渇水時に魚類等の状況確認調査を実施したほか,UAV※2 撮影を提案し,流況の 確認・記録の実施を行いました。そして,平成 30 年で治水計画を始めてから 100 年にな る岩木川の自然環境について,既存資料を基に河川環境評価をとりまとめました。

 

※1:ワシやタカ,フクロウの総称で,生態系の頂点に位置する生き物です。獲物を捕らえるための鋭い爪,くちばしそ して強くて丈夫な脚を持っています。 ※2:Unmanned aerial vehicle(無人航空機(通称:ドローン)

※本件に関する問合せ先:技術部 自然環境グループ TEL.022-263-0619

馬場社長(左)川瀧局長(右)馬場社長(左)川瀧局長(右)


表彰状



猛禽類調査猛禽類調査

減災技術見学会が
環境分析センターで行われました

 「多賀城で創られる減災技術を学ぼう!」をキャッチフレーズに,「減災都市」を宣言している宮城県多賀城市では,市内の小学4 年生~6 年生と参加を希望する保護者のみなさまを対象に,減災技術見学会が開催されています(主催:多賀城市市民経済部商工観光課)。

 この見学会は,同市で取り組まれている減災技術・製品(災害による被害を最小限にするための技術・製品)の研究開発の内容,状況等を見学・体験することで,これらの意義や必要性および有用性を学び,減災意識を育むことを目的としており,平成28 年7月 28 日に第 7 回目となる見学会が開催されました。

 弊社環境分析センター(多賀城市)は,従来より,大気汚染や有害物質等の測定・分析を行っておりましたが,東日本大震災後は多賀城市の学校給食と保育所給食の放射性物質測定も行っております。食の安心・安全に寄与することで風評被害による二次災害の防止に取り組んでいることから,この程,減災技術見学会の会場の一つに選ばれ,23 名の方々が訪問してくださいました。

 見学会では,初めに放射線や放射性物質等について,また学校給食等の食品の放射性物質を測定する流れ(下図参照)の説明を行いました。その後,放射性物質測定を行うための前処理や放射性物質を測定する機器と実際の測定状況を見学してもらいました。そこで,いつも食べている学校給食が,約1時間のうちに測定され,測定値が報告されていることが分かると,給食の安全性が確認されていて良かったと安心する見学者の方も見受けられました。
 これからも,食の安心・安全の提供と,風評被害のような二次災害防止に貢献できるように,引き続き,弊社も地域のみなさまと共に減災活動に取り組んでまいります。

馬場社長(左)川瀧局長(右)放射線等について説明


前処理の見学前処理の見学


測定状況を見学測定状況を見学

食品等の放射性物質測定の流れ

※本件に関する問合せ先:環境分析センター TEL.022-799-2600