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Vol.282018.10

PCB 分析から処分まで一貫しサポートします

 弊社は, 絶縁油等を中心に,お客さまが保有されている変圧器やコンデンサー等の機器にPCBが含まれているかを分析し,PCB廃棄物か否かを判定する業務を実施しております。
 この度,これまでお客さまからPCB分析業務を受注(累計130,000検体以上の実績)させていただくなかで,「分析による判定はもちろん,処分まで対応してもらいたい」との声にお応えできるよう,平成30年5月より低濃度PCB廃棄物を処分会社と連携し,運搬・処分のサポートまで対応できるように体制を構築いたしました。
 分析判定の結果,低濃度PCB廃棄物と確認された場合は,運搬・処分会社のご紹介や必要書類の作成・補助等をお手伝いさせていただきます。
 お客様が保有されている機器がPCB廃棄物かどうか不明でお困りの場合はお気軽に,弊社にご相談下さい。
 なお,PCB廃棄物における種類別の処分期限は下表のとおりですので,ご参考にして下さい。

表 東北地方+新潟県におけるPCB廃棄物の処分期限等

 また,1972年以前に製造された建築物のシーリング材(ガラスやサッシ,パネルなどの各種部材間(目地)に防水性・気密性を確保する目的で使用される材料)に PCB が含まれている可能性がございます。解体・改修時にシーリング材を廃棄する際は PCB 廃棄物か否かの判定をお勧めいたします。

※本件に関する問合せ先 : 技術部 測定分析グループ TEL.022-263-0652





環境分析センターの活動内容を紹介します

1.多賀城―シカゴ TOMODACHI 交流プログラム

 環境分析センター(宮城県多賀城市)は,2018 多賀城―シカゴ TOMODACHI 交流プログラム※1の見学コースに選ばれ,平成30年6月29日(金)にシカゴ市レーンテック高校の生徒6人と先生2人を対象に施設紹介と見学会を実施しました。
 当日は,通訳を介しながら,分析装置などに関する弊社担当者の説明を興味深く聞いていただきました。
 今回の施設見学が多賀城―シカゴの交流の一助になれば幸いです。

※1 米国と日本は教育,文化交流,リーダーシップといったプログラムを通して,日米における次世代のリーダー育成を目指す「TOMODACHI イニシアチブ」を行っており,その一環として,日 米の学生が交流し見聞を身につけ将来に生かしてもらうことを目的 に実施された事業です。平成30年度はシカゴ市の学生が多賀城市を訪問しました。

施設紹介の様子

施設見学の様子


2.減災技術見学会

 環境分析センターは,昨年度に引き続き,多賀城市が主催する減災技術見学会の会場の一つに選ばれ,平成30年7月24日(火)に多賀城市内の小学4年生~6年生と参加を希望する保護者のみなさま計 22人を対象に見学会を開催しました。
 この見学会は,同市で取り組まれている減災技術・製品(災害による被害を最小限にするための技術・製品)の研究開発の内容,状況等を見学・体験することで,これらの意義や必要性および有用性を学び,減災意識を育むことを目的としております。

本年度は,以下の3つのプログラムを行いました
①実験観察(静電気モーターの作成,簡易霧箱による自然界の放射線の観察)
②給食食材の放射能測定検査をするための前処理見学
③放射能測定検査の見学
参加者からは「放射線の実験がこころに残りました。」,「東北緑化環境保全株式会社の実験が楽しかった。」等の高評価をいただきました。
 弊社は今後も地域のみなさまに寄り添い,貢献できる企業であるよう,地域協調活動に取り組んでまいります。

静電気モーターの実験

※本件に関する問合せ先 : 環境分析センター TEL.022-799-2600